セキュリティについて
セキュリティ対策ソフト「WithSecure」
本学は、セキュリティ対策ソフトとしてWithSecureのキャンパスライセンスを契約しています。
本学構成員は、自身が所有する端末にWithSecureをインストールすることができます。
学内ネットワークに接続する端末には、必ずWithSecureをインストールしてください。
ネットワークに関するセキュリティ
通信の脅威検出について
通信をネットワークセキュリティ装置が復号することでアクセスしているWebサイト等の脅威検出を行い、本学のセキュリティ向上を図っています。
この処理を行うため、学内ネットワークに接続する端末には、証明書のインポートが必要です。
証明書のインポート方法については、以下の関連ページで説明していますのでご確認ください。
なお、復号される通信は、ネットワークセキュリティ装置内で処理が完結するため、復号された通信内容につては、例え管理者であっても閲覧することはできず、また記録されることもありません。
各種ネットワークの制限について
学内のネットワークでは、すべての通信にURLフィルタ及びアプリケーションフィルタを適用しています。
また、セキュリティ対策ソフトのWithSecureによって通信を拒否される場合があります。
URLフィルタ及びアプリケーションフィルタは、「一般的な」教育・研究目的とリスクとを考慮した上で設定しています。
URLフィルタの対象となるカテゴリは、「ゲーム」「アダルト」「マルウェア」「フィッシングサイト」などです。
明らかにカテゴリの誤判定と思われる場合は、情報センター事務室まで対象URLをご連絡ください。
ネットワークごとの制限の詳細は、次のページを参照してください。
次の内容も併せてご確認ください。
- HIU_WiFi、教室ネットワークからの教職員ポータル等のアクセスについて
- 証明書を入れないとアクセスできないサイトについて
- サービス提供側での制限について
情報セキュリティ対策のお願い
情報セキュリティ対策は、日常的に行っていくことがとても重要です。これは、ウイルスに感染してシステムに問題が発生したり、不正アクセスによって情報が流出したりといった被害が発生する可能性があるからです。このような事態を招かないよう、以下の対策を実施してください。
ウイルス対策
ウイルス対策は、コンピュータを安全に使う上で非常に欠かせないものです。日々進化するウイルスから身を守るためには、以下の対策を定期的に行うことが重要です。
定期的なウイルス対策の実施
- ウイルス対策ソフトの導入: 学内ネットワークに接続する端末には、必ずWithSecureをインストールしてください。
- スキャン: 定期的にコンピュータ全体をスキャンし、ウイルスやマルウェアの感染がないか確認しましょう。
- リアルタイムスキャン: ウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャンを有効にすることで、新たな脅威からリアルタイムに保護することができます。
リアルタイムスキャンによって、ウイルスを実行やウイルスをダウンロードしたときに、次のような通知が表示されます。
パターンファイルの更新
- ウイルス定義ファイル: ウイルス対策ソフトのウイルス定義ファイルは、日々更新される新しいウイルスの情報を含んでいます。定期的に更新することで、最新の脅威に対応することができます。
- 自動更新設定: ウイルス定義ファイルの自動更新を設定しておくと、手間なく常に最新の状態を保てます。
OSソフトウェアなどのアップデート
- OSのアップデート: オペレーティングシステム(OS)には、セキュリティの脆弱性を修正するアップデートが頻繁にリリースされます。定期的にアップデートすることで、セキュリティリスクを減らすことができます。
- アプリケーションのアップデート: 使用しているアプリケーションソフトウェアも、セキュリティパッチが提供されることがあります。OS同様に、定期的にアップデートすることをおすすめします。
ウイルスに感染したら
- 慌てずに対処: ウイルスに感染した場合は、慌てずに対処することが重要です。
- 感染した端末の隔離: 先ず他の端末への感染を防ぐため、感染した端末をネットワークから切り離しましょう。
- ウイルス対策ソフトによるスキャン: ウイルス対策ソフトで徹底的にスキャンを行い、ウイルスを駆除します。
- データのバックアップ: 感染によってデータが失われる可能性があるため、重要なデータはバックアップしておきましょう。
- 情報センターへの連絡: 情報センターからの指示に従い、適切な対処を行いましょう。
パスワードの適切な設定と管理
パスワードは、あなたの大切な情報を守る鍵です。推測されにくい複雑なパスワードを設定し、複数のサービスで使い回さないようにしましょう。定期的な変更も大切ですが、パスワード管理ツールを活用し、安全に保管することもおすすめです。
ポイント
- 複雑な組み合わせ
- 複数のサービスで使い回しをしない
- パスワード管理ツールの活用
より詳しい情報を知りたい方へ
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/security/business/staff/06/
定期的なバックアップ
大切なデータを失ってしまうことは、大きな損失につながります。そのため、定期的なバックアップは、万が一の事態に備える上で非常に重要な作業です。
なぜバックアップが必要なの?
- ウイルスによるデータ破壊: ウイルスに感染すると、大切なデータが暗号化されたり、削除されたりする可能性があります。
- システムや機器の不具合: ハードディスクの故障、ソフトウェアのクラッシュなど、予期せぬトラブルによってデータが失われる可能性は、常にあります。
バックアップのポイント
- 定期的に行う: 毎日、毎週など、一定の周期でバックアップを行いましょう。
- 複数の場所に保存する: 万が一、一つの場所に保存したデータが失われた場合でも、別の場所にあるバックアップから復元できるようにし、被害を最小限にとどめるようにしましょう。
紛失や盗難のリスク
USBメモリを紛失したり、盗まれたりすると、大切なデータが漏洩する恐れがあります。
注意して取り扱ってください。
フィッシング
フィッシングとは、偽のウェブサイトに誘導し、IDやパスワードなどの個人情報を盗み出す悪質な手口です。本学では、ファイアウォールにより、このようなサイトへのアクセスをブロックすることで、攻撃から保護しています。
特に、メールやSMSに含まれるURLをクリックする際は、十分にご注意ください。近年は、非常に巧妙で正規のウェブサイトと見分けがつきにくくなっていますので、不審な場合は、安易にクリックしないでください。
対策
- 不審なメールやSMSは開かない
- URLの正確性を確認する
次のような表示がされた場合、ウイルス対策ソフト(WithSecure)で、フィッシングやマルウェアなどの疑いがありアクセスがブロックされています。
SNSの利用について(学生向け)
SNSは、コミュニケーションや情報収集に欠かせないツールですが、使い方によっては思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- インターネットの匿名性について
-
「匿名」という言葉に安心感を持つ人もいるかもしれませんが、インターネット上での活動は、完全に匿名で行えるわけではありません。IPアドレスや投稿内容などから、個人を特定できる可能性があります。一度投稿した情報は、削除しても完全に消えるとは限りません。
- 誹謗・中傷は犯罪
-
SNS上での誹謗中傷は、名誉毀損や侮辱罪に該当する可能性があり、法的責任を問われることがあります。軽い気持ちで書き込んだ言葉が、相手の人生を大きく変えてしまうこともあることを自覚しましょう。
- 闇バイトに注意
-
近年、若者を中心に、SNSを利用した闇バイトへの関与が問題となっています。闇バイトとは、高額報酬をちらつかせ、実際には犯罪行為の実行を依頼するものであり、一度手を染めると抜け出せない状況に陥る危険性があります。また、「ホワイト案件」と称して、一見合法的なアルバイトのように見せかける手口が横行しています。